資格取得で給料UP・必要な資格を取って転職する

知的財産権といえば、まっ先に思いうかぶのが特許でしょう。
それ以外にも実用新案権や意匠権、商標権があります。
そういった知的財産権の申請先は特許庁ですが、特許庁へ申請書類を作成し、手続きをおこなうのが弁理士の役割です。
さらには権利侵害などでの訴訟関係や海外での知的財産権取得、ｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞｻｰﾋﾞｽも重要な業務となっています。
わが国では、安価な製品を大量に生産すればよかった時代は、すでに過去のものとなっています。
現在日本の牽引力の根幹となるのは知的財産といって過言ではありません。
この知的財産に関するﾌﾟﾛﾌｪｯｼｮﾅﾙとしての弁理士は、急激に需要が高まっているにも関わらず、その数は不足しています。
今この機会にこの資格を取得することは、将来を見すえた場合非常に有利なのは間違いありません。
受験資格は特に定められていません。
法律関係の専門知識が問われますが、その業務内容の特殊性のため、受験者層の大半が理工学系の教育を受けた人となっています。
さらに合格率もきわめて低く、弁護士と同等程度の超難関門となっています。
それだけに社会的地位も高く、努力次第で高収入を得られます。
就業先は法律事務所や特許事務所となりますが、近年の知的財産への関心の高まりから、弁理士を雇用する企業も増えています。
また独立開業も可能です。
将来性が非常に高い業種ですので、じっくりと腰を据えて資格取得へと努力するに値するといえるでしょう。

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