資格取得で給料UP・必要な資格を取って転職する

骨折・脱臼・ねんざなど、間接や骨などの損傷を手術することなく、
自然治癒力を最大限に発揮させて治療する技術を柔道整復術といいます。
一般には接骨・ほねつぎという名称で知られていますね。
その名がしめすとおり、がんらいは柔術にふくまれる活法がﾙｰﾂとなっています。
活法とは戦国時代に発達した治療技術で、江戸時代には武芸者が道場を構える際に、道場主にとって必須の技能となりました。
さらに近代以降は柔術家の収入源となり、戦後柔道整復師法が成立して現在にいたっています。
もともと柔術や柔道の専門家が担ってたので、柔道などの経験者がその職業についていましたが、今ではその方面の格闘技の経験がなくとも取得できる資格となっています。
けれども就業先では機能訓練指導員や、ｽﾎﾟｰﾂﾄﾚｰﾅｰとして活躍する場合もありますので、柔道などの経験があった方が有利かと思います。
受験資格を取得するには、専門の養成施設で三年間学ぶ必要があります。
その学習内容も、治療を専門にするために解剖学や生理学などの医学関係の知識や、運動学、衛生学など多岐にわたっています。
けれども合格率は高く、まじめに努力すれば決して取得できない資格ではありません。

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