資格取得で給料UP・必要な資格を取って転職する

介護の仕事を裏から支える仕事が介護事務管理士です。
介護ｻｰﾋﾞｽ費用の個人負担分以外を、国や地方自治体に請求する業務をおこないます。
もちろん仕事はそれだけではありません。利用者の個人負担分の計算や、負担額の徴収業務もおこないます。
一見すると普通の事務職に見えますが、特別に資格が必要なのにはやはり理由があります。
煩雑化した介護保険制度の仕組みに対応するために、専門的な知識が必要となっていて、それゆえに専門の資格が求められるようになったのです。
介護ｻｰﾋﾞｽを利用される方がたに、複雑な介護保険制度の詳細を、理解しやすいように説明し、介護ｻｰﾋﾞｽの業務をｽﾑｰｽﾞにすることも介護事務の大切な役割です。
また日常の仕事では、主にｺﾝﾋﾟｭｰﾀを使用しますので、専用のｿﾌﾄｳｪｱの操作をこなすことのできる能力も求められます。
資格試験では、学科試験と介護給付費用明細書作成の実技試験があります。
学科内容は社会、老人、地域の各福祉関係や、介護概論、介護技術、介護保険制度がありますが、
それ以外にも医学一般や老人、障害者の心理、さらにｺﾐｭﾆｹｰｼｮﾝに関する問題もあります。多岐にわたる知識が問われるのです。
それだけにやりがいのある試験ともいえるでしょう。

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