資格取得で給料UP・必要な資格を取って転職する

世の中に資格というものはたくさんありますが、危険物取り扱いの資格は知らない人はいないと思えるほど、広く知られているものではないでしょうか。
危険物とはこの場合、消防法に基づく火災の危険性が高い物質を指します。
大まかに第一類から第六類まで分類されていて、その全ての取り扱いができる資格を甲種といいます。
乙種は第一から第六までのうちどれかを取り扱うことのできるもので、丙種は第四類の一部に関する資格です。
甲種試験に合格できれば申し分ないのですが、一般には乙種四類が取れれば就職には困らないといわれます。
四類とはｶﾞｿﾘﾝや軽油などの石油類、ｴﾀﾉｰﾙなど、社会的需要が高いものばかりで、それで職に就くのに有利なのです。
そのために乙種四類の試験は、東京ではほとんど毎月おこなわれているほどです。
それ以外の地方でも、年に二〜四回は実施されています。それだけ世の中から必要とされている資格なのですね。
試験内容は危険物に関する法令、物理と化学についての基礎的な知識、そして危険物の性質、火災予防と消火方法についてです。
危険物と聞くと、ちょっとひるんでしまいそうになります。
けれども社会的に需要度が高いので、持っていて損はない資格でしょう。
ただし扱っているものがものだけに、三年に一度は保安講習を受ける義務があります。
このあたりｼﾋﾞｱなものがありますが、やはりそうする必要があるのでしょう。

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