資格取得で給料UP・必要な資格を取って転職する

建築士といえば建築物の設計や、工事の監理をおこなう技術者のことですが、その仕事は大きく三つにわかれます。
建物のﾃﾞｻﾞｲﾝ業務、構造に関する業務、電気や空調などの設備関連業務がそれです。
一級、二級の建築士の資格ならば、どなたでも聞いたことがあると思います。
それ以外にも、木造建築士や、構造設計一級、設備設計一級の資格もあり、それぞれの資格により、設計監理できる建築物に違いがあります。
一級と二級の資格の違いは、主に規模の違いにあります。
二級の場合は、鉄筋ｺﾝｸﾘｰﾄ造ならば延べ面積三百平方ﾒｰﾄﾙ以下、高さが十三ﾒｰﾄﾙ以内となっています。
一級ならばそのような制限はありません。
どちらにしても、建築物という巨大なものを扱うのですから、その責任はとても重いものといえるでしょう。
それだけに資格試験は年々難易度を増しているといわれます。
受験資格に関しても、二級の場合でも専門の大学などで学んでいなければ、建築業務の実務経験が七年なければなりません。
一級ならば、大学などで建築・土木の単位を取得していることが前提で、そうでなくとも二級建築士の資格が必要となります。
資格取得は茨の道のごとしですが、それだけに社会的地位や収入面では優遇されています。
さらに独立開業の道もあります。

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